Mrs. Green Appleのライブに当選した件。「エデンの園」について知っておきたいこと。
Mrs. Green Appleのライブに当選した
今人気沸騰中のMrs. Green Appleのライブ”エデンの園”に申し込んだら当選した。
めっちゃテンション上がります。
Mrs. Green Appleとの出会い
実は、Mrs. Green Apple(以下、ミセス)というバンドを知ったのはほんとつい最近。2カ月前くらい
初めて出会った曲が「インフェルノ」。
Mrs. GREEN APPLE - インフェルノ(Inferno)
Apple Musicでボタンを押し間違えて偶然再生してしまった曲だったのだが、聴いているうちに「これかっこええな...」となり、アルバム全曲聴いてみたらぶっとんだ。
アルバム名は『Attitude』。これがほんとに捨て曲がまったくないアルバムなんですよ。
全部ほんっとに良い曲で、ジャンルもバラバラと言っていいほど色彩感にあふれたアルバムです。
特に「Attitude」「インフェルノ」「僕のこと」「ロマンチシズム」はぜひ聴いてほしいです。
「僕のこと」は泣きます。
ボーカルの大森元貴がめちゃめちゃ歌唱力かつ表現力がある。
そしてドラムが女性っていうのもポイント高いですよね。ドラマーのはしくれの自分としても、ドラムの山中綾香さんのドラミングはすごく好きです。
ボーカルの大森元貴が天才すぎる
そしてこのバンドの何に感動したかって、もちろん曲はすごくいいんだけど、それ以上にこのバンドのすべての曲の作詞・作曲を手がけているのがボーカルの大森元貴(23)さんだってことなんですね。
23でこんな曲つくれる!?
ってほんと思いました。「これが天才か」と。
久々に「この人は天才だ」と心の底から実感したのが大森さんだったんですね。
よくよく調べてみると、彼はもう小学生のころから友達とモンパチのコピーバンドを組んで作曲まで始めてるんですね。中学入学から作曲は本格化して、中1の終わりにはオリジナル曲は40曲までになっていたようです。
そして2013年にMrs. Green Appleを結成し、2015年にはメジャーデビューを果たすというね。
こんな人がいると自分のクリエイティビティ―も刺激されますよ。
そんな感じでミセスの創造性に感動してた矢先にアリーナライブが発表されたので、これは!と思い申し込んだら見事当選しました。
エデンの園について
今回のMrs. Green Apple(以下、ミセス)のアリーナライブは「エデンの園 Eden no sono」というタイトルになってます。
エデンの園と言えば、旧約聖書の「創世記」に出てくる「アダムとイブの物語」ですよね。
神様から初めての人類として創られたアダム、そしてその肋骨からつくられた初の女性であるイブ。
彼らはエデンの園という「楽園」で生きていました。いわば天国のようなところでしょうか。しかし、あるときアダムとイブは一匹の蛇に唆されたことがきっかけで、禁断の実(正確な記述はありませんが、「リンゴ」だとされることが多いです)を口にしてしまいます。
「知恵の実」とも言われるこの果実は「善悪を分かつ力」を人間に与えるものですが、神様からは食することを禁じられている食べ物でした。
禁断の実を口にした罰として、アダムとイブはこれまで住んでいた楽園、エデンの園を追放されることになります。
追放後、アダムとイブはカインとアベルという兄弟を生み、その子孫がユダヤ人の始祖となっていき、人類の歴史が紡がれていきます。これが旧約聖書の最初のほうに出てくるストーリーです。
「失楽園」とも言われる人類の祖先の悲しいストーリーでもあるのですが、一方で楽園追放は人類にとっては幸せなことだったという解釈もあります。
だって、知恵がつく実を食べたからといって罰する神様なんて、めっちゃ心狭いって思いませんか?
知恵がついて善悪がわかるようになることは大人への一歩で喜ばしいことです。
そういう意味では、「エデンの園という不自由な場所から解放された」ことは人類にとって良いことだったとも言えるんですね。
そんなこんなで、バンド名の中にある「Apple(りんご)」と「エデンの園」はその意味で非常に関係の深いワードです。
実際、どんなライブになるのかわかりませんが、めっちゃ楽しみにしてます。